9月のレース

 ASUREの金森です。
 ポイントレースも終盤となり総合成績が気になってきています。
 ヴィーナスの千葉先生は前の週から船の整備をして船底掃除まで自前でされており相当気合いが入っていることがわかっています。
またさらにきれいどころを2人乗せてさらにハンディを上げるとの事前情報がありました。
 こちらも負けずに木曜に潜ってキールとラダーのcheckと一部船底掃除をしておきました。
 アズは私と琢也は乗ることが決まっていましたが甲斐性が無くて女性ハンディは期待できません。仕事が忙しい才藤氏は断ってダブルハンドで頑張ってハンディ0.95を取ることにしました。
 これで少々遅れてもヴィーナスに勝てる。ホッ、ホッ、ホ

 今回のレースは楓から大王崎までのレースの予定でした。
しかし台風の影響を受けてうねりが強く布施田、大王でひどい波になると予想されました。
さらに次の日の帰りの航海がつらくなるであろうとの予想があり計画の変更が必要になりました。
 結局、朝のミーティングでエメラルドカップレースのコースでやることに決定しました。ポイントは2倍です。
レース参加は霞、アサマ、オアシス、クレイラ、ヴィーナス(ホワイト32)、AZUREの6杯です。
 ダブルハンドなので真っ先にハーバーを出てメインを上げて準備万端でスタートラインを流しました。
スタートは少しで遅れでヴィーナスに先行されました。何となくハンディで勝てるというこころの余裕がありじわじわと差をつけることができました。
 しかしいつものように霞に抜かされてしまいます。南島の入り口では霞は少し岸より我々少し沖気味のコースを取ってさらにその沖にヴィーナスがいました。
カツオビラシに向かうところではスピンをあげて霞を追走しました。ヴィーナスは後ろの方でスピンを上げています。
ジャイブも難なく決まりこんな風ならダブルハンドで十分です。
 霞に大分迫ってスピンダウンしカツオビラシを回って登のコースになりました。
霞はなんだかドンドン右方向に行くので無視して真っ直ぐはしりましたがトラブル発生。
グーズネックのところでセールのタックが外れています。これを直している間に沖だししてしまい霞に差をつけられヴィーナスにも追いつかれそうです。
ところが霞の登角度がなんだかおかしく後ろを通過してまだタックして沖に向かっています。
こちらは少し沖気味ですがすぐにタックしてプロパーコースを走りました。
ヴィーナスは少し後ろの岸側でした。
 そのうちに風が変わって少し前よりのフリーの走り6−7ノットで浜島にアプローチしました。
 浜島近くに来ると霞はコース取りが悪く大分遅れましたがヴィーナスはいつの間にかすぐ後ろまで迫っています。
 浜島のブイを1位で回航これでファーストホームも夢ではなくなってきました。しかしヴィーナスも2分遅れぐらいなので気は抜けません。
 網があるはずなので少し登気味でそのまま南張り沖まで走っているとヴィーナスはおくれてじわじわと霞が迫ってきます。追いかけると早いのが霞なんです。
琢也は「スピンはるのー」といってますが「ファーストホームとりたーい」の一心でスピンを上げましたが霞もスピンアップ。
 ここでダブルハンドの弱点が出てきました。
 沖からの変な波と軽風のためメインがぶらぶらしてはらみません。
誰かメイン押さえてクレー
いつもならこの風で良いスピードが出るのに全然スピードが乗らずそ田曽岬の手前で霞に抜かれてしまいがっくり。
このあたりで暑さと変な波で吐き気がしてきました。
船酔いと熱中症合併です。救急車を呼ばれてはまずいので水を浴びなんとか霞を追走しました。
 またここでトラブル。
ゴール直前でスピンシートのスナップシャックルがこわれてスピンが飛んでしまいました。
しかし霞に少し遅れてできまあこれで修正1は硬い。
 スピンを降ろして後ろを見るとアサマが大分頑張って前に来ています。
 これはビーナスをかもってくれるかもと期待しながら熱くて気持ちが悪いので全速力でハーバーに帰りました。
 結果は着順は霞、AZURE,ヴィーナス、アサマ、オアシス、クレイラの順で修正ではAZURE、アサマ、霞、ヴィーナス、クレイラ、オアシスの順でした。

 総合点数は後2点と迫っているので来月も気が抜けません。来月は才藤さんにタイで女になってもらって3人以上で出たいです。

 後ろの方の船の攻防はわからなかったので榊さん書いてください。